よくある質問

ビオトープ

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ビオトープ(Biotop)とは、ギリシャ語で「生き物(bio)の住むところ(top)」という意味のドイツの造語です。
動植物が生きていくためには「水」、「空気」、「土」、「太陽の光」が必要です。この4つの要素が「自然生態系」を保っているのですが、いろいろな生き物がお互いに関係を暮らしていけるこの空間、たとえば草地や川、林、森などのように昔から生き物がいっぱいいるところをビオトープと呼んでいます。

ビオトープの必要性

私たち人間にとって自然はかけがえのないものです。人間は自分たちの都合ばかりを優先してきたために次々とこの自然を破壊してきました。絶滅に瀕している野生の生き物も急速に増えつつあります。地球温暖化も石油などの使いすぎで、二酸化炭素を大量に出していることが原因です。
このように破壊された自然生態系は人間の技術で簡単に短期間で回復できるものではありません。とても難しく時間もかかることなのです。生物・環境保全という意味でも、私たちはビオトープを守り、保持していく必要があると考えます。
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私たちの子供の頃は、野山に遊び自然から多くのことを学びました。島根県大田市は北側に日本海、南に三瓶山とすばらしい自然環境に恵まれています。しかし、子供たちに「カブトムシやクワガタを飼いたいと思ったらどこに行く?」とたずねると「ホームセンター」とか「デパート」と答えます。昆虫をペットと同じようにお店で買う時代です。とても悲しいことですね。植物がどんな環境で育ち、鳥や虫たちがどのようにして生き、暮らしているのかを知らない子供たちが増えているのです。
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このような子供たちに、素足で土や草むら、川などを歩いて実感する、五感「味わう」「匂いを嗅ぐ」「聞く」「みる」「触る」を使って自然を体感する機会を与えること。それが、後世に古来から続く「生き物と共存できる」状態を残し、より一層住みやすい環境を創ることであり、今の私たち大人の使命と言えるのではないでしょうか。

ビオトープを作ろう

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ビオトープは地理的、気候的にも最も適した動物と植物がバランスを保って生きていける空間を意味しています。そういう意味では森林や海洋も含みますが、一般的には『人間が生活・活動するところで』という但し書きがつきます。人間が生活しているところに自然の空間を生み出す。これは、観賞用の草花を植えて美観を重視した公園とは異なり、小動物や昆虫にとって住みやすい環境を創ることにほかなりません。生態系を考慮して作られた幼稚園や学校の庭、沼地などもビオトープです。また、自然の生態系を大切にする自宅の庭であってもよいでしょう。ビオトープは子供たちだけではなく私たち大人にとっても心安らぐ場になるはずです。

ビオトープ お客様の声

 

個人で庭にビオトープを作ろうと思ってます。
池の防水に良い資材がないか探していたらベントナイトがよいと聞きました。
御社の製品でも使用できますか。
また、個人でも製品を売っていただけるのですか。

 

ため池や水田の漏水には、粘性と膨潤性そして※ 塩基置換容量(CEC)の高いベントナイトが、特に威力を発揮します。
ビオトープづくりには弊社お勧め製品“土衛門(つちえもん)<紙袋20kg入>”をご使用下さい。
個人の方でも1袋からご購入いただけます。お気軽にお問い合わせ下さい。
※CEC(シーイーシー)とは、日本語で塩基置換容量。土の粒子はマイナスの電気を帯びていて、プラスの電気を帯びている石灰、苔土、アンモニア、カリ、ナトリウム、水素等を吸着することができます。人間でいうなら胃袋の大きさというところでしょうか。100以上あれば肥料を吸着する力の大きな土といえます。単位:meq/100g



 

ビオトープ製作で30cm厚 6m×3mのサイズでどのくらいのベントナイトが必要ですか?

 

土壌(砂地、粘土質)によって変わるのですが、弊社製品の“土衛門(つちえもん)<紙袋20kg入>”を10袋(200kg)くらい試験的にご使用いだだいてみてはいかがでしょうか。



小学校の先生からの感想

小学校でビオトープの製作を担当しています。ビオトープ作りで、ベントナイトを使用してみて、その止水性には大変驚きです。現在、池にはメダカが主に泳いでいます。
放流しましたメダカが主に泳いでいます。春からこちらは正確にわたしの方でつかんでいませんが、ヤゴやアメンボ、ミズスマシの仲間などが見られていました。カエルもいました。その種類は確認していません

大阪府 O様から

100cm×70cmの所が池で、後は浅い水たまりのようにしています。
生物は現在、カエル(トノサマガエル、ヌマガエル)、ヌマエビ、メダカ、タニシ と水草(クロモ、浮き草)です。
カエルは直接捕まえてきたのと、此所でオタマジャクシから育ったのが居ます。
庭をウロウロしてますが、暑いと池で体を休めています。

兵庫県 T様より

ベントナイトを購入後、水漏れの実験をしたところ、5cm厚であれば全く水漏れが無いのが判りましたので池を掘って、ベントナイトを5cm厚に貼り付けました。
ベントナイトは水の中では、田んぼの土のように軟らかい状態でした。
ので、岩を張り付ける為、モルタルを2~3cm池全面に塗りました。
池の底には赤玉土を入れております。
現在はメダカが約70匹、沼エビ多数が泳いでいます。
水は替える必要が無い位に澄んでいましたが、アオミドロの発生で先日初めて水換えをしました。
今後、沢山の水草を植え、アオミドロの発生を防ぎたいと思ってます。
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